父親として育児を今日も頑張っていますが、長女が1歳9ヶ月頃になるとある悩みが...
一緒に遊んでいる友達のことを叩く...
一緒に遊んでいる友達のことをペチッ!と叩いてしまうことがあります。
予測できる時は阻止しますが、間に合わない場合も...
ダメなことだと伝えて、叩いてしまった友達に一緒に謝りますが、叩いた本人はいまいちわかっていない感じ。
最初、この記事を書いたのは1歳9ヶ月頃のときです。
友達を叩き出して、本当に困っていました。
それこそ、公園など友達の多い環境に連れていきたく無くなるレベルです。
それから3ヶ月間ほどたち、長女が2歳頃になると友達を叩かなくなりました。
同じような悩みを持つママ・パパがいると思うので、我が家の対応方法含めた記録として記事を更新します。
(あぁ、次女もまた叩き始めるのかなぁ...)
いつ頃から?
1歳9ヶ月頃から友達を叩くことが急激に多くなりました。
ちょうどイヤイヤが始まったころからなので、自我の芽生えと関係があるのでしょうか…
酷いときには、目の前を通り過ぎる友達にいきなりパンチするくらいです。
「えぇ!? その友達がなにしたっていうの!??」と親がびっくり仰天です。
公園に行けば同じ月齢の子からお兄ちゃん、お姉ちゃんまでいっぱい遊んでいます。
公園に行くのがイヤになったくらいです、叩きまくるから...
でも、子供を観察しているとどんな時に叩くのか少しわかってきました。
「えぇ!? その友達がなにしたっていうの!??」と親がびっくり仰天です。
公園に行けば同じ月齢の子からお兄ちゃん、お姉ちゃんまでいっぱい遊んでいます。
公園に行くのがイヤになったくらいです、叩きまくるから...
でも、子供を観察しているとどんな時に叩くのか少しわかってきました。
どんな時に叩くのか?
よく観察していると、無差別に叩いているわけではないようです。自分のオモチャや領域(と思っている場所)を取られそう!邪魔されそう!と思うと、叩いたり掴んで阻止しようとしていました。
- オモチャを取られそうになった場合
- 領域は滑り台などの遊具。自分が遊具に向かっているときに先を越された場合
おもちゃを取られたり、明確な理由がある場合は親も何故なのか分かりやすかったのですが、いきなり叩くとか焦りますよね。
でも親はいきなりだと思っていても、よく観察すると「〜されそう」と子供が判断した場合が多いようでした。
つまり、ある程度「予測」するようになってきたんだと思います。
親が想像する子供の思考回路
「さぁ、この遊具であそぼうかな?」
↓
「うあ、他のやつが遊ぼうとしてる!」
↓
「やめて!」
↓
阻止する行動(叩く・引っ張るとか)
うちの長女はこんな感じだったのかなと思います。
こんなときに理想的なのは、「順番」を理解し「待てば遊べる」と理解して貰うことだと思いました。
対処法は?
1歳9ヶ月のころから3ヶ月間「叱る・注意する」「順番を教える」を行い、2歳近くになると叩かなくなりました。まず叩くという行為そのものが大変良くないことだと教え、家で並行して順番を教えます。
子供を叱る・注意する
子供を叱る時、叩くとその子も叩くことを解決法にしてしまうと聞いたので、叩いた手を押さえ、友達を叩くことはダメだと目を見て普段より強く伝えるようにしました。もちろん叩いてしまった友達にも謝罪し、本人からも謝罪させます。
ただ、本人からの謝罪は仕方なくといった感じで、心に響いていない感じ。
本人から謝罪できないことのほうが多く、ほかの要求をしだしたり、イヤイヤが始まることも。
ただ、叱る・注意するときに気をつけていたのは、以下の2点です。
- すぐに注意すること。
- 完結に伝えること。
すぐに注意する理由は...
子供は目移りが激しく、どんどん注目の対象が変わっていきます。
なので何が良くないことなのか、すぐに注意しないと混乱すると思いました。
「あのときのバシ!は、よくなかった」と言っても「あのとき」を想像する能力はまだ無いと思います、その場ですぐ伝えています。
完結に伝える理由は...
ネチネチ長く叱っても理解できないと思うし、最初に伝えたことをそもそも忘れそうな年頃です。
結局なにが重要だったのか明確に伝えるには完結に伝えるしかないかなと思いました。
「お友達を叩いちゃダメ。 叩かれたらあなたも痛いでしょ?」とそこを強く伝え、目を見ていなかったら自分が移動してでも目を合わせて伝え、そのあとに謝罪するようにしました。
(相手の親御さんには、まずは親からサッと謝っておきますが...)
ネットで検索すると、2歳近くなると叩く子が多くなるらしく、繰り返し注意するしかないみたいです。
この頃の子供は、聞いているのかいないのか微妙な反応もありますし、響いているのか親は不安になりますよね。
そしていつ終わるのか…
うちでは、叱る・注意する以外に役にたった対処法がもう1つあります。
「順番」を教える
順番の概念を教えてみたところ、うちの長女には大変効果がありました。つまり「待つ」ことと「ゆずる」ことが、少しできるようになり、先を越されても「奪う」のではなく「待つ」ようになりました。
我が家の「順番」の教え方は…
普段家にいるときから、そのシチュエーションがきたら「じゅんばんこ!だよ」と教え、実行してあげます。
例えば、親の持っていたスマートフォンを触りたいと言ってきたとします。
「今、ママ・パパが使っているから待ってね「じゅんばんこ」だよ。次貸してあげるね」と伝えます。
最初は、貸して貸して!と聞かないと思うので「良いよ!あと10秒で貸してあげるね。「じゅんばんこ」だからね」ともう一度伝えます。
そして、10秒数えて「はい、どうぞ!「じゅんばんこ」だから渡すね」とちゃんと渡してあげます。
ポイントは最初の「良いよ!」という言葉で、貸して貸して!が一旦おさまることがあります。
「貸してもらえるんだ」と思い、少し静かに。そして10秒くらいなら待てます。
そして本当に貸して貰えたという経験と併せて「じゅんばんこ」という言葉を理解していくイメージです。
逆パターンもやります。
「ママ・パパにも貸して!」と言ってみます。
もちろん、嫌だと離しませんが「「じゅんばんこ」だよ、じゃぁ10秒使っていいからそのあと貸してね? さっき貸してあげたでしょ?」と言って10秒数えて、「「じゅんばんこ」だから貸してね」とチャレンジしてみます。
貸してくれる時もあれば、無理なときもあると思います。
これを繰り返すと、長女はだんだんと理解してくれました。
今では「ちょっと貸すの待ってね」というと「ぶんばんこ?(じゅんばんこ?)」と自分から待てば貸して貰えるのか確認してくることも。
おもちゃを友達に奪われそうになると「ぶんばんこ!」と自分からお友達を注意することもあります…
遊具でお友達と遊ぶときも「「じゅんばんこ」だよ」と伝えれば、ちゃんと待てるようになり、叩かなくなりました。
まとめ
自分の子供が他の子を叩く。 親としては大変不安になります。注意しても聞いてくれないし、繰り返すし嫌になると思います。
我が家も「暴力的な子に育ったのかな?」と色々不安になりましたが、2歳頃から増えてくること、対策を通じて叩くことが無くなったので今では安心できました。
この対策が正しいとは限りませんし、どのお子さんにも効果があるわけではないと思いますが、だいたい3ヶ月くらいで改善できたので、参考になれば幸いです。
叩くことが無くなっただけでなく、ある程度「待つ」ことも覚えることができたので、個人的には良かったと思います。
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