「GPSモデルのスペースグレイ アルミニウムケース 42mm グレイ スポーツバンド」です。
AppleWatchの「開封の儀」は今更感があるので、なぜAppleWatch Series3を購入したのか、なぜGPSモデルなのか、WatchOS 4の所感などを中心にレビューしたいと思います!
本当は初代AppleWatchのときから欲しかったんですが、やっと買えたSeries 3。
思い入れも強いため、蛇足ですがプロローグから始まります。
(要らない人は目次で飛ばしてね!)
プロローグ
我が家に長女が生まれた年でもある2015年、初代AppleWatchが発売されました。iPhone3Gの時代からiPhoneを使用している自分は、心が踊りましたよ。
でも買いませんでした。いや、正しくは買えませんでした。
長女が生まれたし、高価なものを気軽に買える身分では無くなったので、初登場ガジェットは気になるけど失敗したくない。そんな思いがありました。
あれから2年半。
今度は次女が生まれ、AppleWatch Series3が発売されました。
情報だけはチェックしているわたくし、3シリーズ目までくればこなれたガジェットな気がしてきます。
資金面は株の利益があったので、これで買える。今回は買おう、そう思いました。
AppleWatch Series3 を購入した理由
Series3で感じた「こなれた」感
初代AppleWatchより処理性能が上がったSeries2。そのSeries2より処理性能が上がったSeries3、当然ですが「こなれた」ような気がしたんです。ある程度、成熟した感じです。
悪く言うとSeries2に比べSeries3は以下の2点くらいしか差がありません。
- 「GPS+Cellularモデル」でLTE通信ができる
- チップ性能が上がり、処理性能が上がった
LTE通信以外の大きな「機能」の追加はなく、マイナーチェンジな印象。
iPhoneでいうとiPhone6とiPhone6sの差くらいのイメージ。
でもこれが「こなれ」てきた感じがします。
来年は新機能が追加されるかもしれませんが、今なら処理性能に不満を感じず使える気がしたわけです。
新モデル発売のタイミングで買う
初代〜Series2発売までこのガジェットのリリースタイミングが読めませんでした。どんな周期で発売される製品なのかも読めず、どのタイミングで買うのが良いのかモヤモヤしていたんです。
初代AppleWatchが出たとき「時計」というイメージが強く、iPhoneのように毎年新しいモデルが出るとは考えていませんでした。
リリースされるとしても、iPhoneよりは長い周期になるだろうと。
AppleWatch Series2が2016年に発表され「あれ?」と思いましたよ、こんなに早くリリースされるとは。
「時計」だけど毎年新モデルが出るとSeries3発表で確信し、新しいモデルが発売したらなるべく早めに買おう。そう思いました。
9月末に発売して約3ヶ月経ってしまいましたが、やっと購入する決意ができたのでした。
ランニングをもっと快適にしたかった
撮影:AppleWatchをつけてランニング |
運動不足解消にランニングを続けて4年くらいでしょうか。
iPhoneで音楽を聴きながら距離と速度をアプリで管理し、チョロチョロと走っていました。
音楽のプレイリストを変えたい時など、iPhoneを懐から出して操作。
距離と速度はiPhoneのアプリ経由でBluetoothイヤホンに音声でお知らせという方法でランニングです。
大きな不満はありませんでしたが、走りながら腕でプレイリストを変えて、距離と速度がわかったら快適だろうな。といつも思っていました。
なので、両方が実現できるAppleWatchはぴったりのガジェットだったんです。
この欲求が高まり、Series3の発売で購入欲が加速しました。
あとで詳しく書きますが、プレイリストの選曲はWatchOS 4リリースで残念な結果になりますが...
どのモデルが良いか?
AppleWatch Series3購入で最初に悩むのは「GPS+Cellular と GPS どちらが良いか?」ではないでしょうか。自分は「GPSモデル」にしました。
docomo、au、ソフトバンクの大手3キャリアしかAppleWatchのLTEに対応してないんです。
自分は格安simを使っているので、そもそもダメでした。
対応してたらGPS+Cellularモデルにしていたか?と問われると迷いますが、ランニングコストがかかるので、おそらくGPSモデルにしていたと思います。
AppleWatchでLTEを使っている方のレビューを拝見すると、結局iPhoneも持ち歩くから不要との判断で途中で解約した方もいる感じなので。
「GPSモデル」でひとつ残念な点は、ケースが「アルミニウム」しか選択できない点です。
高級感のあるケースはやはり「ステンレス」。
選べるのは色だけです。
ケース自体の色と、バンドの種類と色。
これは好みなので人それぞれですが、自分は「スペースグレイ アルミニウム」とバンドは「グレイ スポーツバンド」にしました。
AppleWatch Series3 レビュー
外観レビュー
いよいよ外観レビューです。既にたくさんの「開封の儀」があふれていると思いますので、簡単に。
撮影:AppleWatch Series3 スペースグレイアルミニウム グレイバンド |
比べてみましたが、最初から装着されている長いバンドと付属されている短いバンドの差は3〜4穴くらいです。
長いバンドで1つ目の穴なら短いバンドだと3つ目くらいの穴になります。
撮影:AppleWatch Series3 フィルム剥がしたあと |
家電量販店の店頭だとAppleの指定でほぼブラックスポーツバンドしか展示がないそうです。
なのでグレイスポーツバンドの実物を確認するのは家電量販店だと難しいとか。
自分は気に入ってますが、うちの奥さんは「ブラックのほうが良いんじゃない?」って言ってました。
初めてスポーツバンドを触りましたが、サラサラしてて触り心地抜群ですね。
お餅を乗せてレンジでチンしてもくっつかない素材です、たぶん。
撮影:同期中のAppleWatch |
気になるバッテリーの持ち
初代のAppleWatchはバッテリーの持ちが悪いとの評価を結構見かけました。Series3を数日使った感想は、1日充電しなくても自分の使い方なら大丈夫そう。ということ。
朝、充電100%の状態でワークアウトアプリを使ってランニングに1時間いき、ApplePayを使ってみたり、株価をチェックしたり、リマインダーを見たり、iPhoneの通知を受信するくらいなら夜の段階で50%以上残っていました。
環境にもよると思いますが、自分の場合は一安心です。
ストレージ容量
モデルによって差があります。- GPSモデルは「8GB」
- GPS+Cellularモデルは「16GB」
試しにAppleWatchに音楽を約250曲、写真を25枚、アプリを16個入れた状態で、残り使用可能容量が「1.0GB」です。
![]() |
iPhone側で見るAppleWatch 情報画面 |
写真なんていらないので、そのうち整理しますがストレージに余裕があるわけではありません。
とても気になるのは「音楽」です。
AppleWatchに転送せずiPhoneで聞けばいいじゃん って思いますよね、自分もそう思っていました。
先日公開されたWatchOS 4で、iPhone内のミュージックをAppleWatchで選曲できなくなったんです。
次の「WatchOS 4のデメリット」で詳しく記載しますよ。
WatchOS 4のデメリット
AppleWatch Series3しか体験していない自分がWatchOS 4について語るのもあれですが、一点どうしてもイケてないアップデートがあったんです!先に述べていますが、AppleWatchからiPhone内のミュージックをコントロールできなくなりました。
iPhoneで再生しておけば「次の曲」「前の曲」「停止」「再生」くらいは操作できますよ。
iPhone内の音楽を再生中のAppleWatch |
でもiPhone内に保存されている"プレイリスト"や"アルバム"や"アーティスト"をAppleWatchから指定して、音楽を再生できなくなったんです。
ランニングで使いたい自分としては、非常に痛い問題です。
ランニング中、信号で止まっている時とかにプレイリストを変えたくなるんです。
ワークアウト用の曲を用意しても、気分の変化によってプレイリストを変えたい病です。
Appleは AppleWatch + AppleMusic でストリーミングしながら聞け!と言いたいのでしょうか。
格安simでデータ容量をケチっている自分としては、毎回ストリーミングなんてトンデモございません。
そこで暫定対応策として、AppleWatchに音楽を同期し、AppleWatchとbluetoothイヤホンをペアリングし「AppleWatchで音楽を聴く」という対応になるんです。
それには容量が少なすぎるよ!イケてない。と思っているわけです。
AppleWatchで同期した音楽を再生すると、プレイリストを選んだり選曲したりできます。
AppleWatchへ音楽を同期すると選曲できる |
WatchOS 4でiPhone内のプレイリストを操作する方法
色々検索してやっと見つけました。2つの方法があります。
- NePLAYER というアプリを利用して、AppleWatchから操作する方法
- Workflowというアプリを利用して、プレイリスト再生用のショートカットを作る方法
AppleMusicの聴き放題対象としてローカルにダウンロードした曲は「保護されている曲」ということで、再生ができないためです。
自分はAppleMusicの聴き放題対象の曲をiPhoneにダウンロードして聴いているため、NePLAYERを利用する方法はダメでした。
NePLAYER Lite
そこでWorkflowというアプリを利用して、AppleWatchからiPhoneの指定のプレイリストを再生するワークフローを作成して使うことにしました。
Workflow
WorkflowアプリでiPhone内のプレイリストを操作する方法については、長くなりそうなので別記事にまとめてリンクにしたいと思います。
Workflowアプリを使ってiPhone内のプレイリストを再生 |
ランニング中にAppleWatchでこれをタップすると、家にいる奥さん宛に「今ランニングから戻っています、お風呂つけてもらえますかーm(_ _)m」とSMSにて自動でメッセージが送られます。(ちゃんと下手な文章で)
お風呂つけてからランニングいくと勿体ないので、いつもランニングで帰路につくときにiPhoneからLINEで奥さんにお願いのメッセージを送っていました。
それがAppleWatchのこのショートカットをタップするだけで、自動で定型文を送信してくれるんです。
AppleWatch買って良かったと思える瞬間です。
返信をLINEでされてもAppleWatchで確認できるし、正直ランニングには最高です。
※Workflowの最新バージョンでは、LINEでの自動送信を選択できなくなってしまったので、SMSを使っています。LINEアプリの呼出はできますが、送信までできないんですよね。
長くなってしまった...
AppleWatchを約1週間使ってみての感想
便利になった。 この一言です。便利になったと感じるランキング!を作るとこんな感じ。
- iPhoneの通知に気づき、手元で確認できる!
- ランニング中に距離、スピード、選曲、メッセージ送信が手元でできる!
- リマインダーを手元で確認できるので、買う物リストを手元でさっと確認できる!
- iPhoneを持ち運ぶとき、気づかないことを気にせずどこにでもしまえる!
普段の生活では、iPhoneからの通知を逃さなくなったのが本当に大きいです。
LINEは当然のこと、そのほかアプリからの通知に気づき、手元で確認ができる便利さは想像以上。
先日も某回転寿司屋にアプリでチェックインして店内で待っていたんですが、周りがガヤガヤしていたのと、子供の鼻水とか拭いてたら自分の順番を呼ばれたのに気づきませんでした。
その時、AppleWatchがブルっとして腕を確認すると「お客様の順番になりました」と表示されて気づき、数秒遅れて返事することができたのでした。
今までiPhoneの通知は逃すことも多かったので重要視していませんでした。
AppleWatchに通知されるようになると、必ず気づくので「通知」の精査をするようになりますね。
ランニングに関しては、便利で快適で楽しくなりました。本当に。
これも別記事にして紹介したいと思います。
そして、iPhone側で通知に気づく必要がなくなるので、今までポケットに入れてかさばっていたiPhoneをカバンにしまえるようになりました。
気になるのは画面の破損、ひび割れでしょうか。
時計なので物にあたるリスクが高いですし、破損すると修理費用がめちゃくちゃ高いようです。
自分はAppleCareに入らなかったのですが、購入から30日間は後から入れるため、使いながら検討していきたいと思います。
とりあえずは、保護シートで対応でしょうかね!
関連記事
・【AppleWatch】WatchOS 4でiPhone内のプレイリストを操作する方法
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