2歳、0歳の子供を連れてハワイへ。飛行機対策やオムツ、離乳食の量は?

近い親類のハワイ挙式があり、2歳と0歳の子供を連れてハワイへ5泊7日で行ってきました。

撮影:ワイキキビーチ

個人的には子連れで海外はまだ早いとも思いましたが、妻の兄弟の挙式ということと、自分たちも数年前にハワイで挙式をしていて、既に参列して頂いていたので、今回は入念に準備をしていくことにしたのです。
自分たち夫婦と子供達以外にも大人の親類が3名同行してくれるのも決め手となりました。

最近は「子連れでハワイ本」が出るほど、小さい子供を連れてハワイへ行く人が増えているようです。
飛行機での対策や、オムツや離乳食の量、現地での移動や食事など疑問が絶えないと思うので、自分たちが準備した・経験した内容を紹介していきたいと思います。



子供とハワイで必要な持ち物と準備

まずハワイへ行く前に持ち物のパッキングと準備が必要ですね。
離乳食やオムツの量、その他の準備もここで紹介します。

事前準備

まずは事前に日本で準備をする段階から!

子供のパスポート作成とESTA申請



旅行会社への申込みをするにも、まずはパスポートが必要です。
ママ、パパのパスポートはあっても、子供達のパスポートはきっと無いですよね?
我が家もそうでした。
2歳と0歳の娘、それぞれパスポートが必要で作ることになりました。

子供のパスポート、最初の難関はなんでしょうか?

...

実は証明写真の準備が大変なんです!

じっと前を向いて写真に写る我が子を想像できるでしょうか?
うちは2歳、0歳とも無理です。

証明写真機で撮ろうものなら、動きまくりで顔全体すら写らないことが想像できます。
ではどうするか?



スマホの証明写真アプリを使って撮影し、家で印刷→パスポート申請がおすすめです。

iPhoneの無料アプリだと「履歴書カメラ」など便利なアプリがあります。
0歳児は単色の床に寝かせて真上から撮影します。
うまく撮れるまで繰り返して、良さげなものを印刷すれば良いのです。
2歳児になると立って少しはじっとしててくれると思うので、これも何枚か撮影して使えそうなものを印刷です。

床に寝かして撮影すると、服が顎にかかってしまったりするので注意してください。
パスポートの証明写真では顔全体がはっきり撮影されている必要があるため、場合によっては申請を受け付けてもらえない場合があります。

我が家は上記の方法で、パスポート申請を乗り切りました。

あとハワイはアメリカなのでESTAの申請が必要となります。
大人と一緒で0歳児でもESTA申請が必要となるので、忘れずに申請しましょう。
(最近は申請画面が日本語に対応したようです、以前は英語だけだったような...)

子連れハワイ おすすめの旅行会社は?

旅行会社を選ぶ必要があります。
何を重視するか、旅行するメンバーで相談してみましょう。
 ・価格?
 ・飛行機が心配なので日本の航空会社がよい?
 ・ハワイでの移動手段はどうするか?
   空港→ホテル 以外にも自由行動時の移動手段

ちなみに我が家は「航空会社指定なし」としました。

そして個人的にですが、子連れハワイでおすすめの旅行会社はズバリ「JTB」です。

理由は簡単、現地での足となるトロリーバスがいちばん便利で充実しているから。
運行本数も多く、すぐ来てくれます。
そして屋根と窓があるバスで雨でも安心、ベビーカーは畳んでのれば問題なし。
あと結構空いてて快適に乗れます。

撮影:アラモアナショッピングセンター
そしてアラモアナショッピングセンターが拠点になっていて、JTBの人たち専用のラウンジや相談窓口まであります。
そこで休憩&離乳食もあげれますし、何かあっても日本人スタッフがたくさん。安心でした。

ただ、他の旅行会社に比べると金額が高いのがデメリットでしょうか。

他の個別手配や別会社の個人的イメージを簡単に書くと...

【個別手配→ THE BUS か JCBカードでピンクラインに乗る】
THE BUSは現地人の足です。
海外に慣れていない人にはおすすめできない。
ピンクラインはJCBカードを提示すれば誰でも乗れるのでリーズナブルです。
私も初めてのハワイはJCBカードでピンクライン使いました。
でも凄く混みます... ベビーカーなんて持ち込める雰囲気ではない。
それに本数が少なくて全然来ないんですね。
日本の旅行会社が運行しているトロリーが羨ましくなります。

【JAL】
乗ったことないですが、本数が少ないイメージです。(雑)

【HIS】
レアレアトロリーバス といいます。
JTBと同じくらい充実していて、不自由は無さそうです。
でも外から見ると結構混雑してるんです、もしかしてJTBより本数が少ないのかも?
ベビーカー入れづらいし、子供が窮屈かもしれません。
あと窓がないトロリーなので突然の雨でびしょ濡れになるかもと思います。

以上のことから、子連れなら「JTB」が個人的におすすめです。

子供関連の持ち物一覧



子供関連では、以下を持っていきました。
衣類は汚れたら着替えさせるので、現地で洗濯をするつもりで5日分。

・オムツ(7日分)
・離乳食(7日分)
・ベビー用日焼け止め
・子供たちの薬類
・子供たちの衣類(5日分)
・子供たちの水着と浮き輪
・飛行機用の本やオモチャ類
・寝るときに愛用しているもの(小さいタオルとか)
・抱っこ紐 と クロスタイプの抱っこ紐(小さく畳める)
・ベビーカー
・2歳児用におかしやパンなどの軽食

離乳食とオムツの量

5泊7日で2歳児と0歳児です。
0歳児は離乳食(二回食)ですし、2歳児も含めまだオムツが必要...

離乳食については、ホテルの外であげることも考慮し、瓶型とパウチの併用にしました。
うちの子は1回あたり瓶 or パウチ1つだと量が足りないので、まず瓶型をあげて空になったら、そこにパウチの離乳食を入れてまたあげるという方法です。
離乳食用の器を洗う必要がないですし、全てを瓶型にすると重くなります。

飛行機トラブルも考慮し、念の為7日分用意しました。

・瓶型 × 14(1日2回 × 7)
・パウチ × 14(1日2回 x 7) 

あと、購入するときに注意することが一つ。
アメリカに持ち込むことになるので、牛と鶏のエキス系が入っていないものを念の為に選びました。
もし税関で離乳食が没収されたら最悪です。

オムツについては、2歳児と0歳児のサイズが幸い同じだったので、Mサイズだけ持って行きます。

2歳児は一日4枚、0歳児は一日6枚 これに予備を3枚足して 一日合計13枚。

・13 × 7日分 = 91枚!

現地でオムツは調達したくなかったので、とにかく大量になります。
スーツケース1つの片側がオムツで埋まりました...
ただ、消耗品のため帰りはお土産のスペースになる予定でした。

アレルギーの確認

購入した離乳食でまた食べさせていない食材がある場合、日本で少しずつ食べさせておいたほうが良いです。
現地でアレルギー反応が出ると大変なので、事前に済ませておきましょう。
また、2歳児についても現地の食事を想定し、試していない果物があれば進めておくと良いと思います。
ハワイの食事には不意にナッツが入っていたりしますので、食べてしまった時のために日本で少し試しておくと良いかもしれません。

薬の準備

2歳児、0歳児それぞれ解熱剤整腸剤せき・鼻水用の薬を準備しました。
アラモアナショッピングセンターに日本の薬が売っているショップがありますが、0歳児等は心配なので日本から持っていきました。

子供の飛行機対策

他のお客さんに迷惑を掛けないよう、ありとあらゆる準備をしました。
0歳児は抱っこと授乳以外にあまり手が無いので、ほぼ2歳児用の準備になります。
飛行機にはベビー用のベッド(バシネット)がありますが、我が家のプランでは事前予約できませんでした。

【静かにさせるためのもの】
・付録付き月刊本(めばえ とか)
・シールブック(100均)
・お絵かきノート&ペン
・お菓子
・iPad

この中で最も活躍したのはiPadです。
90%はiPadを使用していました。

撮影:iPadで大好きな映画を見る2歳児

録画したアンパンマンジブリ映画を転送。
Amazonプライムビデオでお気に入りのビデオを転送。
子供用のゲームアプリもインストールしておく。

上記の準備でかなり静かに過ごすことができました。
行きも帰りもiPadを見つつ、途中で寝てくれて助かりました。
正直、本とかシールブックは使わなかったです。

0歳児に関しては、抱っこで寝かせて基本寝ててもらう。
その他は授乳という方法で静かに過ごさせます。

【耳抜き対策】
飛行機は気圧の変化で耳が痛くなりますよね。
ツバを飲み込むことで耳抜きができますが、子供はできなかったりします。
なので、水を定期的にあげたり、ラムネを舐めさせたりして対処しました。

・ラムネ
・水

自分の耳が少し痛くなったら水を飲ます というのを繰り返してました。
行きはまったく問題なかったのですが、帰りは軽く痛いと言ってました。
耳抜きができず泣いている他のお子さんもいたので、耳抜き対策は万全にしましょう。

その他

当然ながら現地での連絡手段が必要なので、SIMかWifiのレンタルを忘れずに!
我が家はグローバルWifiを予約して使っていました。
一日500MBまでの契約にしましたが、そこまで使いませんでした。
正直、250MBプランで十分だと思います。

あとは海外保険は当然入りましょう。
クレジットカード付帯のものは、カバーが少ない場合もあるので確認するか別で入ってしまったほうが早いです。

移動と現地ハワイにて

事前準備も終わり、移動についてです。
空港まで~現地での移動も子連れだと大変です。

子連れでの移動

空港まで

安いプランにしてしまったので、空港は成田空港です。
我が家は車があるので、車で成田空港へ向かいました。
途中、成田空港近辺の駐車場に停めて空港まで送迎してもらいます。
USAパーキング という駐車場を利用しましたが、送迎も早く良かったです。

行きの飛行機

フライトはPM9~ 約7時間になります。
これまた安いプランにしてしまったので、航空会社は指定できず。
結局、ハワイアン航空に決まったようで、座席の指定をするためにフライトの3時間前にチェックインをしました。
WEBチェックインは2歳未満の子供がいると使えない仕様みたいです

バシネットがたまたま空いていたので、0歳児用に確保することができました。
奥さんが0歳児とバシネットのある広い席に。
自分と2歳児と親類3名がエコノミー席で一列に座りました。

奥さんにバシネットの活用度を聞くと、ベルト着用ランプが点くと抱っこする必要があるので、あまり活用はできなかったと言っていました。
ただ、無いよりはあったほうが負担が軽いのは確かです。

先に書きましたが、フライト中は2歳児にiPadで録画を見せ、とても静かに過ごしてくれました。
ただ、寝る時は膝枕で寝かせていたので自分は一睡もできず...

現地ハワイでの移動方法

撮影:ハワイの道路

空港→アラモアナショッピングセンターまでJTBのバスで送迎です。
スーツケースはホテルまで運んでおいてくれました。
なのでショッピングセンターで買い物、食事をしてホテルまでトロリーで向かえます。

そして帰国日までの数日は全てJTBのトロリーで移動しました。
ベビーカーは畳めば持ち込めます。
比較的空いていて子連れでも快適に過ごせました。
他の子連れの方も多かったです。

帰国日の空港までの移動は、自分達はタクシーを手配して移動しました。
JTBのバスで移動することもできるのですが、ハワイの空港は激混みでチェックインまで数時間並ぶこともあります。
なのでタクシーで早めに付けるように移動し、子供に負担を掛けないよう配慮しました。
ちなみにタクシーの料金はワイキキ→空港までで38ドルくらいです。

帰りもハワイアン航空なわけですが、バシネットは確保できずです。
親類含め周辺に固まる感じの席配置になっていたので、変更せずそのまま座りました。

帰りの飛行機

フライトはPM3時~ 約8時間です。
2歳児は飛行機内でお昼寝をするよう調整したほうが良いです。
行きの飛行機と同じくiPadが大活躍してとても静かに過ごせました。
お昼寝も飛行機でしてくれて大変助かりましたが、自分はやはり一睡もできず。

現地での食事

撮影:現地での食事

現地での食事について紹介しましょう。
0歳児は離乳食なので水の確保だけです。
ハワイのコンビニといえるABCマートで水を購入し、マグに移して上げてました。

2歳児は現地のものを色々食べれますが、ナッツなどは注意が必要です。

朝食

前日にフードパントリー(現地のスーパー)やABCマートでパン類やヨーグルトを購入しておき、基本的にホテルの自室で食べました。
パンは持ち歩いて、おやつにもできるので非常に重宝しました。

昼食

撮影:チーズケーキファクトリーのパスタ

基本、親類達と一緒に外食しました。
パスタ類やパン、肉が基本なので2歳児も問題なく食べることができました。

夕食

夕食も基本はホテルで食べます。
フードパントリーやABCマートで惣菜を買ってました。

撮影:ABCマートの惣菜

ハワイは日本食も多く、おむすび なども普通に手に入るので助かります。
おむすびに使われているお米は、日本と同じモッチリタイプなので2歳児も違和感なく食べてくれます。
ステーキ類の付け合せにつくお米は、タイ米のようなサラサラタイプなので、お子さんによっては食べないこともあるかもしれません。

うちの子はタイ米タイプでもガツガツ食べてくれてました...

子供とアクティビティ

せっかくハワイにいるから何かアクティビティを...といっても、2歳児と0歳児だと特にできることはありません。
子供優先で負担をかけないようゆっくり過ごしました。

アクティビティというと、ワイキキビーチで海に入ったくらいでしょうか。
0歳児はさすがに紫外線が強いので、親類に預かっていただき2歳児と入りました。
ちなみに2歳児だと浮き輪は「足入れ」タイプじゃないとスルっと抜けます。
持っていくならぜひ「足入れ」タイプをおすすめします。

あとはちょこちょこ買い物をして、食事をして、挙式に参列して...という感じです。
 

トラブル

今回の旅で発生したトラブルはあまり多くありませんでした。
基本的に忘れ物が多かったです。

・抱っこ紐を家に忘れて一度取りに帰った
・Wifiを成田空港で受取り忘れ、出国ゲートを過ぎてしまった
 →現地で借りることに

大きなトラブルがなく本当に良かったです。

まとめ

撮影:ワイキキ周辺のお店

2歳児、0歳児を連れてハワイ。
また行きたいか?と言われると夫婦揃って「行きたくない」が答えでした...
特に飛行機が疲れました、静かに過ごせましたが、とにかく神経を使います。
また、現地でも余裕をもって行動しましたが、バカンス的なノンビリはできません

記念になり全体的に楽しかったですが...
やはり結婚式参列という理由がない限り行かないです。
残念ながら子供達の記憶にも残らないですし、楽しさより疲れが上回りました。

でもハワイはベビーにとても優しい良いところです。
現地人は子供連れによく話しかけてくれ、そして優しくしてくれます。
日本以上に子供連れを優先してくれるので、良いカルチャーショックも体験できました。

でもやはり日本に帰ってきた時の安堵感がはんぱなかった。
恐らく、小学生くらいならみんなで楽しめると思います。
子供が小さいと記憶には残らないでしょうし、やはり負担も掛かってしまいます。

もし子連れでハワイご検討の方、この記事が少しでも参考になればと思います。

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