男性の育休 8ヶ月目 これまでの過ごし方、メリット・デメリットは?

こんにちは、うぃるそんです。

男性で育休、最近結構ブログで見るようになりましたね。
自分も男性で育休を取得している一人です。

期間は2017年1月〜12月までの1年間。

男性育休の中でも長期の部類に入ると思います。
そんな私も育休8ヶ月目、早くも折り返しました。

こんなに長期で仕事を離れたことはなかったのと、こんなに長い時間を家族で過ごすことも無かったので、大変貴重な経験をしていると感じています。

もう8ヶ月目ということで、メリット・デメリットも見えてきたので、紹介したいと思います。

育休取得のきっかけや、会社や金銭面についてはまた別記事にする予定です。
では8ヶ月目ということで…


男性の育休 8ヶ月目 これまでの過ごし方、メリット・デメリットは?



こんな家族と育休8ヶ月共にしてきたよ

うちは4人家族。
自分:30代IT系サラリーマン
奥様:専業主婦
長女:7月で2歳(お調子者)
次女:今年1月に出産

奥様が働いているわけではないので、単純に育児家事が二馬力になります!

夫婦で決めたこと

育児家事が二馬力なわけですから、夫婦で目標みたいなものを決めました。
・夫婦で聖域なき育児家事(授乳関係を除く、おっぱいは聖域)
・家事の洗い出しを行い、効率化する
・断捨離、整理整頓

以上の3つ!

まず最初の「夫婦で聖域なき育児家事」ですが、奥様ならできるけど、自分にはできないを無くすようにしました。
奥様じゃないと寝かしつけできないとか、きっと色々ありますよね...?
長期間を一緒に過ごす上で、ここを平等にしておかないとストレスの原因になるし、旦那側も全て把握していれば自分から動くことができます。

そして2番目の「家事の洗い出しを行い、効率化する」
こちらは、二人で育児家事をする上で効率的に動いて少しでも自分たちの時間を増やすこと。また、育休明けに奥様が一人になっても育児家事が両立できるよう最適化しておく目的があります。
なにせ長女の育児+家事の時点でお腹いっぱいになっていました。

そして3番目の「断捨離、整理整頓」。
新居に引っ越してすぐ長女が生まれたため、実はあまり片付いていない状況が続いていました。
この二馬力期間を利用して、整理整頓しようというわけです。

8ヶ月経ってどうだった?

いきなり8ヶ月後の話で申し訳ないですが、結果から報告すると...
「夫婦で聖域なき育児家事」達成!
「家事の洗い出しを行い、効率化する」一部達成
「家内の断捨離、整理整頓」継続中

こんな感じです。

夫婦で聖域なき育児家事」について
最初は娘のママじゃないとイヤ攻撃で、寝かしつけなど非常に苦戦。
絵本で釣ったりしながら、まずは一緒にベッドに入ってもらうところから始め、ギャン泣きも何度か経験し、今では「ママおやすみ」と言ってパパと寝てくれるようになりました。
子供も自分も慣れるまで大変でしたが、授乳以外は奥様と変わりなく対応可能に♪


家事の洗い出しを行い、効率化する」について
家事をルーティン化するため、曜日ごとにやることを決めて対応してみました。
まずは理想ということで、週に3回は掃除機がけ、トイレ掃除は最低週1など。
これくらいはできるだろうと考えてましたが、きついきつい。。
育児が大変すぎて家事が回りません! 奥様が家事できなかったのも納得です。
子供が二人、二馬力でも結構きついです。

働きながら育児家事してる奥様もいらっしゃると思いますが、尊敬します。
トイレ掃除1回や2回できなかったくらいで死ぬわけではないので、今では妥協して適当になってます。


断捨離、整理整頓」について
娘たちの服を整理したり、キッチン周りを改善したり少しずつ進めています。
整理整頓系は子供が起きていると進めるのが非常に困難だったので、お昼寝中や夜にやるようにして、少しずつ進めている感じです。
全て整理できれば、もっと育児家事が楽になって育休明けの奥様へのダメージが減らせそうです。


男性 育休のメリット

育休8ヶ月目に突入して感じる育休のメリットは以下のとおりです。

・人生に何度とない長期休みを家族と過ごせる(しかもお金を頂きながら)
 私は学生、社会人含めてこんなに長期のお休みがあるのは初めてです。
 人生で初めてといっても過言ではありません。
 仕事から完全に分離されたこの感覚は、一度は経験する価値があります。

・育児の大変さがよく分かり、夫婦で分かり合える
 仕事をして、家に帰ってから育児、家事の手伝い これも旦那としては大変でした。
 仕事のほうが大変!って思ったこともありましたが、育児だけの辛さも体験し、
 奥様の辛さも分かるように...
 ひとりの時間がないって想像以上に辛いし、話し相手がいない孤独感があります。

規則正しい生活を送れる
 仕事に振り回されないため、規則正しい生活を送れます。
 子供は早寝早起きなので、自分もそうなります。
 目覚ましを設定しなくても、子供が5時には起こしてくるので必然的に早起き習慣に!

自分の仕事、今後のキャリアについてじっくり考える機会になる
 仕事から離れたところに身を置くことで、これまでやってきたことや、
 今後のキャリアについてじっくり考えたりすることが多くなりました。
 仕事をしているときは、目の前のタスクに忙しく、先が見えてなかったような...
 復帰したら、こういう仕事をしていきたい!と思えるようになりモチベーションが上がっています。

男性 育休のデメリット

・収入が減る
 奥様が専業主婦だと、唯一の収入源である旦那の給料が減ることになります。
 育児休業給付を1年間頂くことになりますが、最初の180日は収入の67%。
 それ以降は50%となります。
 住民税以外の社会保険系は免除になるので、手取りは以外と多いですが人によっては足りないかもしれません。
 また、次年度のボーナスも減ることになるでしょう。
 影響は1年間だけではないので、覚悟が必要です。

・支出が増える
 毎日休みだと、あれこれやってしまい支出が増えるかもしれません。
 外食や旅行、家のことをするために何かを購入したり。
 育休前にある程度の計画が必要だと思います。
 ※うちは外食費、家の整理整頓の関係で家具の購入費などが増えました

・キャリアへの影響があるかも?
 これは会社によりますが...
 男性で育休取得が初めての会社の場合、復帰後どうなるかわかりません。
 他の男性育休ブロガーの方で、復帰後に異動になったという記事もありました。
 私の会社は男性の育休取得が以外と多いようなので、今のところ大丈夫そうです。

・ひとりの時間が恋しすぎる
 24時間ずっと家族といます。
 子供が二人いると、相手に二人預けて出かけるのはハードルが高く
 お互い自分の時間が作れない日々が続きました。
 子供も奥様も好きですが、自分の時間がかなり恋しくなることでしょう...
 トイレの中まで子供は付いてくるので、プライベート空間はございません。
 (一人目の場合は大丈夫かもしれませんね)
 通勤電車のほうがスマホをいじる時間があったと思えるレベル。。

いまの育休の感想

メリットとデメリットあげましたが、自分としては取得して本当に良かったという感想です。
私の場合「人生に何度とない長期休みを家族と過ごせる」という貴重な体験がメリットとなりデメリットを上回りました。

金銭面のデメリットも大きいですが、以前から支出管理を比較的しっかりしていたので
簡単に計画ができ育休を取得する決心に結びついたのがよかったと感じます。
後半、貯金を崩すことになりますが、家計に影響はないレベルかつお金を払ってもしておきたい貴重な体験と考えたので夫婦で良しと考えています。

サラリーマンで家族とこんなに長い休みを一緒に過ごせるのは、普通は定年後になってしまうと思うので、健康で若いうちにこのような時間を過ごせるのはプライスレスだと奥様とも話していました。

また、仕事に戻るのが嫌になってしまわないか?と自分でも心配していましたが、
逆に今後は仕事でこうしていきたいという意欲が湧いています。
残りあと5ヶ月ですが、大切に過ごしていきたいと思います。

最初に書きましたが、育休取得のきっかけや、会社や金銭面についてはまた別記事にする予定です。
気になる方いましたら、Twitterでフォロー頂ければと思います。


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