派遣社員のメリット・デメリット

今回は派遣社員のメリット・デメリットについてです。

前回ご紹介した特定派遣とは違い、一般派遣のことです。

デメリットは一般的に知られているとおり、不安定な部分だと思いますがメリットはあまり知られていないと思います。



【メリット】
① 比較的給料が高い
② 自由に働ける

【デメリット】
③ 不安定
④ 社会的信用が正社員に比べて低い

簡単ですが4つ挙げました。
①〜④の詳細は以下のとおりです。

【メリット】

① 比較的給料が高い

派遣社員は給料が低いというイメージが世の中であるようですが、IT業界の派遣社員は給料が高い傾向にあります。
仕事内容によりますが、設計のお仕事であれば大体40~120万/月の単価だったりします。
前回ご紹介した特定派遣も、同じ派遣なので単価は同じですが派遣元の会社が取るマージン率に大きな差があるのです。

派遣社員の場合、派遣元との契約によりますが少ない人だと15%くらいの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
単価60万でも自身に入る給料は51万にもなります。
ボーナスはないので、年収600万程です。
同じ条件で特定派遣の場合は、年収430万程度だと思います。

ちなみに設計構築業務で単価60万程度は、基礎がわかるメンバーSEレベルなイメージがあります。
(派遣先によって単価は違いますので、だいたいのイメージです)

IT業界の一般派遣は、プロフェッショナルな方々が利用しており、年収1000万超えな方もいらっしゃいます。

② 自由に働ける

一般派遣社員は、特定派遣の正社員とは違い、派遣元会社からするとお客様です。
派遣先は自分の意思で選ぶことができますし、単価の交渉も自分で依頼し収入を上げることもできます。
また、派遣先を変えるのも自分の意思で可能です。
特定派遣の場合も派遣先を変えることができるかもしれませんが、派遣先との取引関係上、営業や上司によって拒まれることもあります。

そして、次の派遣先が決まるまでの間に長期休暇(無職期間)を自分で計画し、リフレッシュすることもできます。
(会社によりますが、特定派遣の場合は早く次の派遣先を見つけて働かせることを優先させます)

ここからデメリットについてです。

【デメリット】

③ 不安定

世の中で知られる派遣社員のデメリットです。
自身の意思とは関係なく派遣契約が切れる場合や、派遣先が見つからないリスクがあります。
特定派遣と違い、派遣契約がない間は収入がゼロになります。
また、次の派遣先が見つかっても前の派遣先と同程度の単価とは限りません。
よって長期の視点で、収入を安定させるのは難しいというデメリットがあります。

④ 社会的信用が正社員に比べて低い

私も一般派遣で働いた時に感じたデメリットです。
パートナーと結婚しようとした時に、いくら年収が高くでもパートナーの両親が結婚を許してくれなかったりします。
私の知人ではクレジットカードが作れなかったり、住宅ローンを組めずマイホームが買えなかった方もいらっしゃいました。

年齢が高くなってから感じるデメリットだと思います。

【まとめ】

IT業界における一般派遣の収入は高め
中間マージン率が低いことが理由で、働き方も自身で選ぶことができる。
ただ、派遣先が決まらなかったり契約が切れるリスクもあり、安定性が低いため年収に関係なく社会的信用が正社員に比べると低い傾向にある。

個人的には、プロフェッショナルな方が自由なワークスタイルで高収入を得ている姿に憧れを感じていましたが、④の社会的信用が自分のライフスタイルでは必要になり、正社員に転職した経緯があります。

あなたのライフスタイル次第で④はデメリットとも感じないと思いますので、どのように生活していきたいかを考え、一般派遣という働き方を検討すると良いと思います。

特定派遣のメリット・デメリットについては以下の記事を参考に。

特定派遣のメリット・デメリットについて

特定派遣のメリットとデメリットについて。給料や単価、いつまで働けるか考えてみましょう。

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